ホスピタリティデザイン

産業のためのデザインから、生活者のためのデザインへ。 労働生産企業から、クリエイティブな自己技術の文化生産企業へ。
大量の労働生産によって産業は発展し、戦後日本は世界一の経済復興を成しました。しかし、欧米経済と同様に成熟期を迎え、より多くより良いものをたくさんの人々へ届ける産業経済モデルは、これから成長する国々との競争をグルーバルに引き起こしました。過剰な価格低減競争から脱却する道の模索がすでに始まっています。21世紀の日本は、文化経済の時代を迎えます。多様な文化的差異が活かされ、近代西欧の分離・構造化の原理とはまったく異なる日本文化の普遍性が、まさに世界に貢献する時代へと向かうべきときにあります。
組織がもつ規律性・社会性による硬直化に対し、社員が活き活きと力能を発揮させる構造をデザインすることが、個々の自律的な動きをコンビビアル(全体がビビッドに活き活きと活動する様)に活かす、ホスピタリティデザインなのです。
日本は、<もの>を対象へとデザインする技術を、世界においてもっとも高度になしえる力をもっています、それを普遍化し、優れたデザイナーとともに産業デザインに代わるデザイン原理を究明していきます。